フラ・コンテストの最高峰「メリー・モナーク・フェスティバル」 「ミス・アロハ・フラ」部門2018年優勝者に特別インタビュー!

メリー・モナーク・フェ スティバル」は、最高峰のフラ競技会として世界中から最 も注目されているフライベント。毎年春のイースターウィークに、ハワイ島のヒロで開催され、その舞台を目当 てに、地元ハワイはもちろん、海外か らも多くの人々が訪れる。大会の中で、 18才から25才までの未婚女性たちによって競われるのが「ミス・アロハ・ フラ」(以下MAH)。2018年コンテストの優勝者、シャリア・カプアウイオナーラニ・キクヨ・カマカオカラニさんが、優勝の興奮冷めやらぬ心境を語ってくれた。

私の声とフットワークを活かしてアピールができたと思います。

「自分がタイトルを手にできるなんて全く予想していませんでした。他のハーラウ(フラのチーム)からも優れた方々が出場するので、クム(フラの師範)のナプアはどうやって私を強く印象付けるか考えてくれました。私の声とフットワークを活かしてアピールができたと思います。カラアウというスティックを持ち、座り姿勢で踊ることもありましたが、膝から上だけで表現するために体をコントロールするのがとても難しかったですね。いずれにしろ、私が優れていたというわけではなく、表現コンセプトがたまたま今年の審査で評価されたというべきかもしれません」

彼女たちが守ろうとしたハワイの文化、伝統。教育の道でそれらを伝えていきたい。

コンテストではカヒコ(古典フラ) とアウアナ(現代フラ)を披露し、優勝者を決定する。踊りはもちろんのこと、強いメッセージ性をもつ楽曲選びが、表現の第一歩になる。彼女は、カヒコではカピオラニ王妃のマウイ島への旅をモチーフにした楽曲を、アウアナではカイウラニ王女の知性と勇気を称える楽曲を、それぞれ選んでいる。「カヒコでの曲は、マウイ島から出場しているハーラウが私たちだけだったこともあり、よりマウイのことを人々に知ってほしいということから、クムが選んでくれました。王妃は、ハワイの歴史文化においてとても重要な人物です。英語を身に着けていましたが、ハワイ語を大切にし、外交でもハワイ語で通したそうです。そんな“強さ”を持っていた王妃とマウイとのつながりの曲でパフォーマンスができて、とても誇りに思います。アウアナでは、私が将来教育の道に進んで、ハワイの文化や伝統を伝えていきたいというパッションをクムが感じとって、曲を選んでくれました。彼女が1992年のMAHコン テストで踊った、特別な曲だそうです」
カピオラニは、“陽気な王様”(メリー・モナーク)と呼ばれた王、カラカ ウアの妃。カイウラニは、ハワイ王国最 後のプリンセス。ともにハワイ王国激動の時代を生き、同時代、そして後世で も人気が高い。彼女たちが守ろうとしたハワイの文化、伝統。教育の道でそれらを伝えていきたいというシャリアさんの意思と見事にシンクロした選曲だったと言えるだろう。衣装においても、その思いは強い。 「カヒコにおいて衣装は、歌われている時代背景を的確に表現するものでなければなりません。今回も生地、デザイン、スタイルに、そういった時代背景を反映させています。アウアナでは、実際にカピオラニ王妃が着ていたものをヒントに衣装をつくりました。踊りやすいスタイルでありながら、孔雀の羽のイメージをあしらい、王族の荘厳な雰囲気が出るようにしました」

ハワイの文化と奥深くつながっていただければ嬉しいです。

4歳の頃からフラを学んできたシャリアさん。フラ以外の、普段の生活についても伺ってみた。
「(住んでいる)マウイ島では、大好きなホオキパ・ビーチ(Ho’okipa Beach)で過ごします。家族も大のお気に入りです。おすすめのお店はクラ・ビストロ(Kula Bistro)。特製ソースがかかったホタテとえびのシーフードパスタが大好物です。ほかには、ハワイ大学にあるタロ芋の畑を綺麗に手入れすることが日常です。大地を愛することが私の趣味と言えるかもしれません」
聞けば、シャリアさんの曽祖母は日本人。何度も訪れているという日本には、今回はMAHとしての来日になる。
「私のフラを日本の皆さんとシェアできて嬉しいです。メレ(歌、詩)の世界に皆さんを引き込みながら、2人の王族女性の人生を伝えたいです。それは、リアルなハワイをもっともっと知ってほしいから。ハワイの文化と奥深くつながっていただければ嬉しいです。例えば、ラウハラ(ハワイで広く使われるハラの葉)で編むブレスレットなどの民芸、あるいはサーフィンも、ハワイにおける伝統的なアートと言えます。ぜひハワイで体験してください」

フェスティバルナ・ヒヴァヒヴァ・ハワイ2018

「ミス・アロハ・フラ」も登場!ハワイを代表する二大イベント「メリー・モナーク・フェスティバル」と「ナ・ホク・ハノハノ・アワーズ」受賞者が日本へ集結!
http://nahiwa.com/2018/

開催日 / 2018年9月15日(土)、16日(日)、17日(月・祝)
会場 / 東京ドームシティホール(東京・水道橋)
チケットのお問い合わせ /読売新聞東京本社文化事業部
TEL:03-3216-8500(平日11時~18時)