Atlanta

“空の女王”歴史的航空機を隅々まで体験

4つのエンジンを備え、長い航続距離と座席数の多さ、スペースの広さを誇り、世界の空で活躍してきたボーイング747型機(通称ジャンボ)。その進化型であるB747-400型機は数々のハイテク設備や新しいインテリアを備え、初めて旅客運航した1989年当時、まさに画期的な航空機だった。世界にもファンが多いこの航空機の1号機は2015年に引退。この春からは、アトランタにあるデルタ航空博物館の最新展示「747エクスペリエンス」として、再びその雄姿が人気の的となっている。

博物館での公開に合わせ、デルタの整備部門のスタッフが何ヶ月もかけて機体を改装。天井や壁の一部を露出、床も一部をガラス張りにした。断熱材や配線、空調ダクトなど、普段の飛行機では見ることができない設備も公開され、747型機の歴史を紹介するパネルやディスプレイを見ながら、ビジターは、まさに747を隅々まで“体験”できる。翼状にはデッキが設けられ、一度に49人が、翼の上の眺望を楽しむこともできる。デルタ航空の747-400型機は、年内には全機退役の予定。飛行機好きならずとも、旅の楽しさを感じられる施設として、訪れてみてはいかが。

747 Experience
アトランタ国際空港に隣接するデルタ航空博物館では、デルタの歴史のみならず、空の旅が発展してきた舞台裏を知ることができる。
deltamuseum.org


1号機は様々な都市を飛行し、26年間の飛行距離は、地球と月を250往復する距離に相当する6,100万マイル(約9,800万キロ)。退役後も747機に触れることができる貴重なスポットとして生まれ変わった。