冬のハワイ・オアフ島を楽しむヒント

太平洋に浮かぶ常夏の島のイメージが強いハワイだが、冬には冬の魅力がある。
期間限定のイベントは陸上だけに留まらず、この時季ならではの自然現象や人気の海洋生物との遭遇も。
繁華街ワイキキの喧噪を少し離れて、素のハワイを体感したい。

いつの時代も確固たる人気を誇るハワイ・オアフ島。避寒目的で訪れるツーリ
ストが増える冬は各種イベントで大いに盛り上がりを見せる。日の長さは短くなるものの、夏に比べて陽射しが柔らかく、街歩きや山のレジャーにもってこいの時季だ。

そんな冬のオアフ島といえば、ノースショアのビッグウェイブが最も象徴的だろう。夏は海水浴客が多くのんびりとした雰囲気だったビーチが一変、冬に近づくにつれ北西側の海岸線にはまるで巨大な生き物のような波が打ち寄せ、本格的なサーフィンシーズンの到来を告げる。例年11~12月には世界トップレベルのサーファーが集結する3大大会が開催されるほか、30~40フィート(約9~12メートル)以上の大波が入った時にだけ催される特別な大会もある。プロの華麗なライディングを一目見ようと、訪れる観客でノースショアがごった返すのもオアフ島にはなくてはならない冬の風物詩だ。

もうひとつ、忘れてはいけないのが虹。オアフ島は年間を通して晴天に恵まれている印象が強いが、実は冬は朝晩肌寒く、にわか雨に遭いやすい。それでも突然のシャワーの後には決まって、空に大きな虹色のアーチが架かる。その美しさたるや、先を急ぐ人々も足を止めて見入ってしまうほど。ハワイには「ノー・レイン・ノー・レインボー(雨なくして虹なし)」という言葉がある。悪いことが
起きてもきっとこの先いいことがある――。ハワイの冬はそんなことを考えさせる季節でもある。

朝早くからサーファーが集う冬のノースショアは、打ち付ける白波も大きく荒々しい。ビーチで海を見るだけでも強大な力を感じる。

Access

ハワイの州都ホノルルがあるオアフ島のダニエル・K・イノウエ国際空港へは成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港からデルタ航空の直行便が運航している。所要時間は約7時間30分~。