創業50周年、 タイムレスな魅力を放つ USA製ジャケット

POLO RALPH LAUREN

2018年の9月7日、ニューヨークのセントラルパークで、「ラルフ ローレン」はブランド設立50周年を記念するイベントが開いた。

200名を超えるゲストを前に、151ルックのメンズとウィメンズなどの大規模なランウェイショー、実体験型デジタルインスタレーションや豪華な着席式のディナーなど、「ラルフ ローレン」の世界観を多面的に謳い上げた見事なイベントとして話題を集めた。

幅4インチのワイドタイをデザインし、ニューヨークのファッションシーンに彼が華々しくデビューしたのは1967年のこと。英国の伝統スポーツの「ポロ」をブランドのマークにしていることからもわかるように、英国のトラッドなスタイルをベースに、アメリカンテイストを加えた独自の路線で、一躍注目を浴びる。メンズだけでなく、ウィメンズやキッズ、ホームコレクションまでブランドを拡大、世界中にショップを構えるまでに成長した。今回のランウェイショーを見ると、彼が創造したものがいかに“タイムレス”な魅力に溢れていることがわかる。それぞれのアイテム、着こなしを見てもいささかも古びて見えない。いや、逆に新鮮にさせ感じる。

今回紹介する「HARVARD SPORTCOAT」と名付けられたツイードジャケット。伝統的なヘリンボーン柄を採用しながらも、ソフトな仕立てが特徴的だ。やや細身のシルエットに仕立てることで、現代の男性に向けてアップデートさせている点も見逃せない。肘に付いたベージュのエルボーパッチにも彼らしいセンスが香る。トラディショナルなスタイルをモダンに見せるこのブランドの真骨頂と断言できる“タイムレス”なジャケットではないだろうか。

ツイードの白黒ヘリンボーン素材を使ったジャケット。マチ付きの脇ポケット、エルボーパッチ、ラペルのディテールなどにブリティッシュのテイストが感じられる。稀少なアメリカ製だ。
¥130,000(税別)

東京・原宿にある「ラルフ ローレン」の
フラッグシップストア。表参道のランドマークとしても知られる。

☎03-6438-5800

ラルフ ローレン
☎0120-3274-20
ralphlauren.co.jp

Profile
小暮昌弘(こぐれ まさひろ)
1957年生まれ。法政大学卒業後、(株)婦人画報社に入社。
2005年から07年まで『MEN’S CLUB』編集長。
現在は、『Pen』『Men’s Precious』『サライ』等のファッション誌を中心に活躍。