MLBのレジェンド、デレク・ジーター氏スペシャルインタビュー

3月17日、「トモダチ チャリティーベースボールゲーム」に参加するためにデルタ航空機で成田に降り立ったMLBのレジェンド、デレク・ジーター氏。ニューヨークヤンキース時代のチームメイト、松井秀喜氏の招待に応えた形での来日だ。
今回は、チャリティーイベントの様子をリポートすると共に、ジーター氏に話を伺う機会を得た。

ヤンキースの選手になる。誰も本気で受け取ってはくれなかったが僕は自分を信じていたし、夢に向かって努力を惜しまずやってきた

「キャプテ〜ン」。東京ドームに響く声援に応えるのは、デレク・ジーター氏。3月21日に開催された東日本大震災の被災地の小中学生を支援する慈善イベント、『トモダチ チャリティベースボールゲーム』での一幕だ。名門ヤンキース一筋で19年間プレーを続け、2014年シーズンで引退。数々の球団記録を打ち立てた生ける伝説ジーター氏。「キャプテン」は、ヤンキース11代目のキャプテンを務めた彼に対する、敬意を込めた愛称だ。

彼がこのイベントに参加するきっかけをつくったのは、元チームメイトである松井秀喜氏の誘いだった。

「松井は“トモダチ”であり、尊敬する元チームメイト。その彼が呼んでくれたから参加を決めた。もちろんチャリティであり、子供たちのためのイベントだからというのもある」と語るジーター氏。今回のチャリティには、一人の野球人として、被災された方々が前向きに、そして元気になるようなものを提供したいという思いを持って参加した。

実は松井氏とジーター氏は同い年。ヤンキース時代には、いろいろな話をしていたという。

「現役のときに、いつか一緒に日本でプレーできるかな、なんて冗談を言っていたけど、この年になって、しかもチャリティという形で実現できて、本当に嬉しい」と微笑む。

当日は、野球教室や岩手、宮城、福島の中学生選抜VS日本在住の米国ジュニアユース選抜の試合などが行われた。野球教室では、ジーター氏は守備の基本を指導。重心のかけ方や腰を落としてのキャッチなど具体的なアドバイスに子ども達も熱心に聞き入った。松井氏はスイングを披露しながら、打撃をアドバイス。ジーター氏が「野球を楽しんで。でも、学校の勉強も忘れずに」と声をかけると、松井氏は「ジーターと触れ合ったことを忘れずに」と続けた。

その後行われた、日米試合ではジーター氏が「私が初めて監督として采配を振るう試合」と気合い十分。子ども達もはつらつとしたプレイを楽しんでいた。もしかすると、今日の選手の中にも、将来のMLBプレーヤーを夢見ている子どもがいるかもしれない。ジーター氏は「僕はミシガン州の小さな町、カラマズーで育った。子どものころからヤンキースのショートになることを夢見ていて、周りにも夢を語ったけれど、田舎町ではそれを本気で受け取ってくれることはなかった。でも僕は自分を信じていたし、夢に向かって努力を惜しまなかった。結果、夢を実現してヤンキースに入り、ショートを守ることができた。子供たちには夢を持って、自分を信じて努力して欲しい」と自らの子ども時代を引き合いに出して語ってくれた。そして、こんなメッセージを続けた。

「野球は夢を与えてくれる。野球を通して友人との時間を楽しんで、毎日を充実させて、未来につなげて欲しい」

引退後は、「今はすぐ野球の世界に、というよりも、いろいろ別なことにもチャレンジしてみたい」と語る。将来的には、いつかは野球チームのオーナーになりたいという夢はあるというが、「まだまだ先の話」とも考えている。その前に、まずはジーター監督の就任を望んでいるのは、ヤンキースファンだけではないだろう。選手として野球を離れたジーター氏だが、その影響力からは目が離せない。


米国ジュニアユースの選手はもちろん日本のジュニア選手たちとも温かく接していたジーター氏。スーパースターの指導に子供達も大喜び。松井秀喜氏が率いる東北の子供達もジーター氏と積極的に交流していたのが印象的。彼らにとって一生忘れない素晴らしい体験となったことだろう。


ジーター氏はこの日、日本に在住する米国ジュニアユース選抜の選手を束ね、松井秀喜選手率いる岩手、宮城、仙台の東北の中学生選抜チームと対戦。人生初監督デビューを飾った。ゲームは日本チームが勝ったが、両チームともファインプレーが飛び出すなど、レベルの高い試合運びで観客たちを楽しませていた。
デルタ航空は東北支援活動の一環として「トモダチ チャリティーベースボールゲーム」に協賛。ジーター氏らの来日をサポートし、イベントを応援しました。

Profile
デレク ジーター Derek Jeter
1974年生まれ、ニュージャージー州出身。
2014年の引退までNYヤンキースで活躍。
背番号は「2」。ヤンキース第11代目主将としてチームを牽引し、選手からの信頼はもちろんファンからも親しまれた。
新人王、オールスターMVPのほか2004~2006年まで3年連続でゴールドグラブ賞受賞など輝かしい実績を誇る。

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