Frank Lloyd Wright’s Hollyhock House
2005年に大規模リニューアルのほか、こまめな改修を受けて、建築当時の壮観な様子が保たれている。


 旧帝国ホテルの設計など日本にも馴染深い、2 0世紀建築の巨匠、フランク・ロイド・ライト。米国内に点在する彼の8作品が、このほど世界遺産に登録された。ケーススタディハウスなど、多くの注目される建築が立ち並ぶロサンザルスにも、このライトの世界遺産建築が現存している。石油王の相続人、アリーン・バーンズドールからの依頼で設計された邸宅がそれで、ホリーホックハウスとして知られている。
 ホリーホック(タチアオイ)とはアリーン女史が好きな花で、邸内の装飾などにそのモチーフが見られる。場所は、LAの街並みを一望でき、ハリウッドサインも見られるイーストハリウッドの丘、女史の名を冠したバーンズドール・アートパークにある。現在では美術館エリアとして整備され、地元の憩いのスポットとして親しまれている。 ここは、外観とともに内部も見学できるのが特徴。マヤ文明に根ざした、晩年のライト建築の代表作を隅々まで体感したい。


邸宅の詳細や見学ツアーについては公式サイトで。
barnsdall.org/hollyhock-house